6/19(土)10am-『脱「いい子」のソーシャルワーク』刊行イベント開催!

最終回!「ぼそぼそ声のAOP」

· AOP

↑のカバー写真がちょっと気持ち悪い感じなってしまっていてすみません(笑)

『脱「いい子」のソーシャルワーク』刊行イベント  第4回「ぼそぼそ声のAOP」を開催します。

なんと、今回が最終回です。(毎回ご参加いただいた皆さまも、1回でもご参加いただいた皆様も本当にありがとうございました!毎回、盛り上がりが凄かったです。私自身がエンパワーされました。)

最終回のゲストはフェミニスト・文筆家の栗田隆子さん。

支援・運動のなかの権力関係や女性の立ち位置の問題女性の労働と賃金格差、人の命より経済のほうが大事というメッセージを堂々と発する政府への怒り……などなどに対し、AOPができることは何か。「福祉」「支援」のなかに潜んでいる抑圧構造を「ないこと」にしないために、ぼそぼそと言語化していきます。前回から開演時間を30分繰り上げし、たっぷり2時間お届けします。

先日、出演者で打ち合わせをしたのですが、今回も面白く、刺激的な回になりそうです!今回は私も流れに任せて、「いい子を脱して」政治・社会への怒りを存分に喋り、皆さんの思いを共有したいと思っています。皆様もぜひチャットや質問画面を通じて、怒り、モヤモヤ、熱い想いなどぶちまけちゃってください。

ぜひご参加ください!

<チケットはこちら>

【講演者情報】

栗田隆子(くりた・りゅうこ)

1973年生、神奈川県出身。文筆家。非正規労働のかたわら女性の貧困や労働問題を中心に発信。著書に『ぼそぼそ声のフェミニズム』(作品社)、共著書に『1995年 未了の問題圏』(大月書店)『高学歴女子の貧困女子は学歴で「幸せ」になれるのか』(光文社新書)など。

坂本いづみ(さかもと・いづみ)

トロント大学ソーシャルワーク学部准教授。博士。上智大学社会福祉学科卒業、同大学社会福祉学専攻博士前期課程修了。その後フルブライト奨学金を得て、ミシガン大学大学院ソーシャルワーク修士課程(M S W)と心理学修士課程終了後、ソーシャルワークと心理学の二重専攻で博士号取得。在学中に多国籍からの留学生家族の支援のコミュニティ活動プロジェクトを立ち上げた。トロント大学では、反抑圧的ソーシャルワークの研究のほか、移民の雇用差別や、日系カナダ人の社会活動など、アートを使いながらコミュニティーに根ざした参加型の研究を行っている。

二木 泉(にき・いずみ)

大学卒業後、民間企業を経て、国際基督教大学博士前期課程修了(行政学修士)。介護福祉士として認知症専門デイサービス、訪問介護、専門学校講師などに従事。2014年に子どもと共にカナダに渡り、トロント大学大学院に留学(ソーシャルワーク修士)。現在はトロント郊外の高齢者入所施設にてアクティビティケアを実践しながら、トロント大学博士課程(社会学)に在籍。オンタリオ州認定ソーシャルワーカー。

市川ヴィヴェカ(いちかわ・ヴィヴェカ)

東京生まれ。社会福祉士・保育士。NPO団体理事・市役所 の非正規福祉職員として生活困窮世帯・生活保護世帯の子どもと家族支援に従事。2017年よりカナダ トロント大学大学院(社会福祉修士)に留学。LGBTQ+難民支援、若年ホームレスの家族カウンセラーとしての経験を経て、2020年より同大学院博士課程に在籍。移民・難民・カナダ在住の日本人の方々に向けた個人カウンセリングも行っている。

 茨木尚子(いばらき・なおこ)

福岡県生まれ。明治学院大学社会学部教授。早稲田大学教育学部卒業後、東京都特別区福祉職として障害者施設での勤務を経て、明治学院大学大学院社会学専攻博士前期課程修了。日本における障害者自立生活センター創設期から、障害当事者の活動にかかわりながら、当事者主体の社会福祉支援とは何かを、組織運営も含めて研究課題としている。共著書『支援費風雲録』(現代書館)、『障害者総合サービス法の展望』(ミネルヴァ書店)等。

竹端寛(たけばた・ひろし)

京都市生まれ。兵庫県立大学環境人間学部准教授。大阪大学人間科学部卒、同大学院修了。博士(人間科学)。山梨学院大学教授を経て、現職。脱施設化と権利擁護研究を土台に、ダイアローグを基盤とした地域福祉・多職種連携などの研究や研修にも携わる。著書に『「当たり前」をひっくり返すーバザーリア・ニィリエ・フレイレが奏でた革命』『権利擁護が支援を変えるーセルフアドボカシーから虐待防止まで』(現代書館)、『枠組み外しの旅ー「個性化」が変える福祉社会』(青灯社)等。

皆様のご参加をお待ちしております!