2023年〜2024年「月刊ケアマネージメント」タイトル一覧

と2025年 新年のご挨拶

· お知らせ

あけましておめでとうございます!

2024年は本ブログを1回も(!)更新せず、申し訳ございませんでした。

このブログを誰も読んでないだろうと思うのですが、初めてお会いした方に「全然更新していないじゃないですか!」と言われてしまい、「あー、読んでくれている人いたんだ」と思いました。

「月刊ケアマネージメント(環境新聞社)」で連載を持っていることやご依頼いただく原稿等で、書くことは続けているのですが、なんとなくこの2年、書くことや話すことが億劫になってしまって、ご依頼いただく原稿以外は書くことはスローペースでした。(まあ働きながら博士課程やってるから仕方ないよね☆)

2025年はもっと書くことを楽しみつつ、カジュアルに更新していこうと思います。

さて、2025年、一発目は「月刊ケアマネージメント」で続けている連載の内容をお知らせします。

2023年と2024年に書いたタイトルは次のとおりになります。それ以前のタイトルはこちらをご覧ください。


37. 「ケアする」とは何か 〜資本主義における生産性第一主義を超えて〜
38. カナダのデイサービス「Adult Day Program」〜移民国家特有のニーズに応えて
39. カナダにおける福祉職のキャリアアップ〜日本とは異なるカナダのお仕事事情〜
40. 社会福祉の申請主義を考える「攻めの福祉」の可能性?
41. カナダの精神疾患への取り組み〜若年者のメンタルヘルスと依存症へのアプローチを中心に〜
42. カナダの2SLGBTQI+最新事情と福祉・介護〜「生きづらさ」がなくなる社会へ
43. 保健と福祉を社会正義と人権の側面から考える
44. 介護・保育などのケア労働はなぜ賃金が低いのか〜現状を学術的研究から考察する〜
45. 社会で透明化される女性の存在とその労働 〜ケアを中心とする社会をつくるために〜
46. 介護や調査における「正しさ」とは何か 〜実践と研究における倫理とは〜
47. 国や制度に翻弄される介護の過去・現在・未来 〜移民と介護をめぐるあれこれ〜
48. 社会学におけるケア研究の5分野 〜ひろがる「ケア」という言葉と概念〜
49. 日本の外国人ケア労働者の受け入れ政策の脆弱性
50. カナダの日本人移民女性の過去・現在・未来〜日本とカナダの間で奮闘する女性たち〜
51. 高騰する物価と家賃が引き起こすカナダの福祉課題
52. 組織とそこで働く人々を変える8つのステップ
53. 福祉の仕事と感情労働 〜「質の高いケア」を提供するために〜
54. 〜深刻な介護サービスやスタッフ不足〜 カナダにも介護保険が導入される日が来るか?
55. 本人の意思を尊重する最期 〜アドバンス・ケア・プランニングとリビング・ウィル〜
56. カナダの医療制度は崩壊しているか?
57. 効率化によってケアの質は工場したか?カナダの介護現場の現実
58. ケアマネージャーは制度改革にどのように寄与できる/すべきか 〜学会発表に示唆を受けて〜
59. 「つながりの労働」としてのケア 〜ケア労働における感情のポリティクス・不平等・相互性〜

(もしこの中で読みたいものがあれば、こそっとご連絡ください。お送りできるかもしれません。)

よく、毎月、毎月締め切りに遅れずに書きましたよね(編集担当者さん以外誰も言ってくれないので、自分で言わせてください)!

これ以外にも2024年は

「世界の福祉年鑑 2024」(旬報社)に「移民・コミュニティ・インターセクショナリティ ―カナダにおける介護の現場から」を書いたり

『社会政策入門ーこれからの生活・労働・福祉」(法律文化社)の「子ども期の社会政策」に相馬直子先生と共著で書いたりしました!

さて、2024年中は、嬉しかったことがいくつかあります。原稿をお休みしなかったこともそうなのですが、ソーシャルワークの海外大学院に進学したいという複数の女性にご連絡いただき、情報提供をしたり、その後、またご連絡をいただき応募書類についてもコメントさせていただいたことです。(そしてその方々をおつなぎしたことも)。

留学までのプロセスは非常に長く、心が折れそうになるものです。直接はお会いしたことのない方々ですが、諦めずにアプリケーション提出までこぎつけた女性たちを誇りに思います!!

これらのことは、もちろんボランティアで、時間も労力もかかりますが、私もこれまで多くの方々に助けられてきたので恩返し(恩送り)ができたようで嬉しかったです。

またトロントで知り合った10年来の友人が遊びにきてくれて、色々と語り合えたことと、非営利団体の訪問にアテンドできたことも嬉しかったです。遠くで頑張っている友人がいて、つながり続けてくれるのは嬉しいものですね。またずっと昔にニューズレターを読んでくださっていたという方と、Zoomを繋いで一緒に勉強したり、直接お会いしてお話しすることもできました!

2024年も私は多くの友人・知人に助けられました。

やはり自分は人が好きだし、大事な人との関係をより一層に大切にしたいと思う一年となりました。

さあ、2025年、どんな年になるでしょうか。

皆様、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。